生で食べる機会の多いレタスですが、最近は火を加えて調理される機会が増えてきました。
私もここのところレタスは火を加えて料理することが多いのですが、生の時とちょっと味わいが異なる感じで美味しいです。そこで、「おかずの足し」…、になるかどうかわかりませんが、レタスの手抜きレシピをご紹介しましょう。と言っても本当に「手抜き」。素材は基本的にレタスのみ。包丁も使わないという「一品足りないとき用の手抜き料理」です。
最初は「レタスのおひたし」。生のレタスをそのままお皿に盛られても「おかず」という感じにはなりませんが、おひたしなら「一品」に変わります。レタスを1枚ずつ剥いたら、そのままか食べやすいサイズにちぎってゆでます。元々生で食べられる食材ですので、すぐに火が通りますが、お湯を切って盛り付ければ終了。基本的にはこれだけです…。
おひたしですので食べるときに味を加えることになりますが、オススメは「麺つゆ」。ダシが入って旨みがありますので、そのままかければ完成です(ただし、塩分が強いのでドバッと掛けないようにして下さい)。
勿論、醤油でもいいのですが、「醤油」でも「麺つゆ」でも、おひたしにスリゴマをかけると胡麻のかすかな油分とコクが加わって美味しくなります(鰹節などでも良いでしょう)。いずれにしても何かまぶされていると、麺つゆや醤油が絡んで少量でも味がつきやすくなります。
もう一つは「レタスの炒め物」。他に何か具材を入れても良いのですが、水分が出ますし「超手抜料理」としてはレタスだけの具材で何とかしたいところ(笑)。こちらも簡単。フライパンに少量のサラダ油を入れ、適当にちぎったレタスを入れて炒めます。後は、醤油と味の素。しんなりしたら終了…。
レシピや料理などというと怒られそうですが(汗)、「こんなので美味しいの?」とお思いの方。是非一度試してみて下さい。レタスというのは火が加わると味が変わるというか、ちょっと美味しくなる気がします。何の工夫もないようですが、「レタスのおひたし」では、麺つゆやスリゴマ・鰹節によって、「レタスの炒め物」では油分によって「旨み」が加わっているのです。
熱と旨みが加わることで、普段は添え物のレタスも十分「おかず」や「酒の肴」になりますよ。